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MA(Marketing Automation)?マーケティングを自動化できる時代

「シンプルだけど強力なマーケティング」をコンセプトにweb制作・コンサルをしている高橋です。

フリーランス時代から法人化して、かれこれ7年近くになり、ゼロイチを何度も失敗しながら、マーケティングにのめり込んでいった私です。

”集客”はどの企業も優先度の高い重要な業務だと思います。

そんな集客がもし自動化できたらどうですか?

でももうそんな時代が来たんだと、テクノロジーの成長速度には驚かされるばかりです。

ではそんな「集客の自動化で売上を安定的に上げていく方法」についてお話します。
(あまり詳細に書くと長くなりますので、一度ご相談ください)

目次

自動化ってそもそもどういうこと?

2020年以降から、外出しにくい環境になったことを受け、オンライン化が進んだわけですが、
特にトレンドワードになったのは「DX」ではないでしょうか。

DXはデジタル変革という意味で、AI、ビッグデータ、IoTを駆使して、業務改善に取り組むといったような、
とても曖昧な定義のまま現在まで来たような気がします。

あえて言わせていただくなら、私にとってのDXとは「自動化」であり、
人間が介さなくても良い業務は全て、ロボットに任せようというわけです。

考えてみれば、私達も知らずしらず、昔からDX化してきたわけです。

少し前まで会計は計算機を使って、領収書や書類を全て残し、記載してきたのが、Excel1つで解決します。
他にもfreeeというシステムを使えば、計算も勘定項目の振り分けも自動でやってくれます。

DX化した未来はすぐそこです。

おそらく私達は意思決定だけを求められ、他は全てロボットが代わりにやってくれるというのも、
10年以内に十分ありえるスピードで変化しているわけです。

実際今回のコロナで影響のあった企業とそうでない企業の間には、「DX化していたか?そうでないか?」が大きな明暗を分けたかもしれません。

集客の自動化も可能なのか?

「集客の自動化」の定義を予め定めておきたいのですが、

この記事でいう集客の自動化とは、再現性ある施策であることが前提として含まれています。

つまり「その集客施策は何度やっても、ある程度決まった人数が購入・契約まで至る」と分かっている状態を集客の自動化と定義します。

経営者の方は自動化(仕組み化)を考えられているので、集客の自動化は昔からあったよ?と思われるかもしれません。

例えば、営業部隊がテレアポするのも、集客の自動化と言えるかもしれません。

人間が行うわけですが、それでも1000件電話すれば、10件は契約する(CV率1%)と分かっていれば、後は人件費を含む費用対効果を考え、その仕組みを回し続ければいいわけです。

webサイト施策は「集客の自動化」そのもの。

私の会社はweb制作やwebコンサルをしており、webといのは自動化(仕組み化)が目に見て分かりやすい方法でした。

例えば広告運用からwebサイトの流入をいかに高められるかは、webサイトからの問合せは何件かなどは、
実施した施策に応じて、全て数字で管理することができます。

集客効果の低い施策は改善を繰り返し、結果の出る施策を残し、投資すれば必ずリターンがでる仕組みを作るのが仕事です。

オンライン上では集客の自動化ができると分かっていた私がDX化が進んでいると感じたのは、「MA(Marketing Automation)ツール」が低価格で提供されているのを知った時でした。

MAツールとは?集客の自動化に必須?

集客の自動化はオンラインで行われていましたが、現在はオフラインの活動から集客→案件化まで自動で行えるようになりました。

集客には大きく分けて「認知」と「教育」に分けられ、顧客を購入まで誘導するわけです。

つまり「集めてきて、説得する」という流れがあります。

広告、DM、SNS運用の何でもいいですが、顧客を集めて来て、すぐに購入してくれるわけではありませんよね(ECビジネス等を除いて)。

本来であれば、すぐに営業担当から電話をして、面談に持っていくのが定番です。

しかし中には興味・関心度が低い顧客もいれば、情報収集目的の顧客もいます。

よって全顧客に同じ対応をしていると、効率が悪く、一度失客してしまうと、購入してもらう機会はなくなってしまいます。

集客後に案件化するまでが重要

MAツールはこの集客の認知から教育までの流れを自動化し、再現性の高い仕組みを作るために利用されます。

下図の展示会を例に見てみましょう。

これは私がサポートしている企業様の集客施策例です。

認知は「展示会により名刺交換」で顧客リストを獲得していきます。

展示会にきている顧客の中で、誰が自社の商品・サービスに興味があるかはこの時点ではわかりません。

ここからMAツールを使って、教育を行っていきます。

やり方は色々とありますが、例えば商品やサービスに関するコンテンツや資料を配信、セミナー開催の連絡、顧客の持っていそうな課題に関するブログを提供するなど、自動で配信することができます。

そしてMAツールを使えば、メール開封率や資料をDLしたか、サイトに流入したかなど顧客行動を全て監視することができます。

興味度や関心度をこの顧客行動をスコア化し、「今すぐコンタクトをとる顧客」と認識された時点で営業に連絡がいくようにします。

このように、顧客が案件化する確度を高める施策を自動で行い、最後のひと押しを営業にお願いするだけなので、大幅な人件費をカットできます。

今回は展示会を例にしていますが、この一連の流れの再現性が確認できれば、
後はどの展示会に予算を投じるかを選定するだけで、集客自動化の完成です。

今始めても遅くはありません。

でも実際先程のコンテンツやブログ、セミナーの内容は準備しなければなりません。

どんなコンテンツを用意し、web上でどのように配信していけば良いのかは、マーケター次第になります。

小さなステップから始めて、ぜひ検証してみてください。

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